PC-WRAP で激安中古パソコン購入 – 気になる評判・品質は?

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動画エンコード兼サーバー用パソコンとして馬車馬のように働かせていた Intel NUC PC が天に召されてしまいました。

https://cheapnaxx.com/intel-boxnuc6cay/

召されたといっても Windows が起動できなくなっただけで、Linux OS でもクリーンインストールすればまだまだ使える脳死状態だったのですが、もともと本体ストレージが32GBのeMMCと貧弱なので思い切って買い換えます。

そこで今回は、以前から気になっていた激安中古パソコンショップの PC-WRAP(ピーシーラップ) から小型のデスクトップPCを購入しました。

PC-WRAP はどんな店?

個人や法人向けに中古パソコンを20年以上販売しているこの業界では老舗しにせです。

PC-WRAP で売られている中古パソコンのほとんどは、いわゆる『リース落ち』の品。
企業や官公庁などで2~3年のリース期間が終わって回収されたパソコンを再調整しキレイにして再販売されたものです。

同じくリース落ちの中古PCを販売しているお店だと、Be-Stockジャンクワールド なんかも有名ですが、PC-WRAP は3年間の長期保証がついている人気ショップです。
公式の直販サイトのほかにも、楽天市場やYahoo!ショッピングにも出店しているので気軽に購入できます。

PC-WRAP で激安デスクトップPCを買う

今回購入したのは、HP(ヒューレット・パッカード)2018年発売の EliteDesk 800 G4 DM です。
Intel NUC の代わりなので、拡張性は無視して小型のモデルを選択。

HP(ヒューレット・パッカード)
¥29,800 (2022/02/12 09:58時点 | Yahooショッピング調べ)

お値段は、なんと 29,800円(税込)で送料も無料でした。
HPの公式サイトで新品を購入すると、10万円以上する代物です。
中古とはいえかなり安いですね。

気になる品質は?

中古PCといえば気になるのは品質。
実際に届いた商品を開封して確認してみました。

パソコン本体のほかに(要らなかったけど)マウスとキーボードがついてきたので、箱はまあまあ大きかったです。

緩衝材はしっかり敷き詰められています。

底面にも緩衝材が詰められていました。
Amazon のなまくらな梱包とは大違いです。

パソコン本体もプチプチでしっかりくるまれていました。

PC-WRAP の状態ランクは『特選』で少々の傷や使用感があるとのことですが、パッと見は新品同様にキレイでした。

よ~く見ると HP のロゴの下に小っちゃいキズがありましたが、どうせラックに収めるので全く気になりません。

その他 USB ポートなんかには使用感が残りますが、値段を考えれば十分すぎる許容範囲。
もちろん全てのポートは正常に機能していました。

OS は Windows 11 Pro がクリーンインストール済み。

Chrome をインストールして少しネットサーフィンしてみましたが、この程度の作業ではもたつくことなく快適です。
スペックを考えれば当然といえば当然なので、オンラインゲームが遊べないかベンチマークテスト。

ドラクエXぐらいなら高画質で遊べます。

FF14ともなると標準画質でも苦しいですね。
ゲームを楽しみたいならミドルタワーのモデルにグラボを増設すれば、ある程度は使えるようになりそうです。

PC-WRAP の評判は?

楽天やYahoo!ショッピングにも出店しているため、レビューの数は豊富です。
僕の感じたのと同じように、梱包の丁寧さと値段の安さ、外観のキレイさ、3年間の長期保証についての高評価が目立ちました。

一方、低評価についてはキーボードが効かないなど、比較的劣化しやすいパーツの不良についてが多いようです。
その他、購入者の不注意や過失によるものも散見されるので、実質の評価はかなり高いといえます。

リース落ちPCを選ぶメリット・デメリット

PC-WRAP に限らず、リース落ちの中古PCを買うことにはメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 安い割にはスペックが高い
  • 状態がいい

とにかく安いというのが最大のメリットです。
そして価格の割にかなり高性能なパソコンが手に入ります。
PC-WRAP のように長期保証がついていればさらに安心ですね。

パソコンを大量にリースするような大企業や官公庁はオフィスの禁煙が進んでいるため、リース落ちPCの内部はヤニで汚れることなくすこぶるキレイです。
2~3年落ちという比較的新しいモデルが手に入るというのも魅力です。

デメリット
  • パーツが劣化している
  • リサイクルマークがない

バッテリーやキーボードといった劣化の早いパーツの不良が出やすいです。
特にバッテリーはノートパソコンの肝ともいえますし、ノートパソコンではキーボードが壊れても簡単には交換できません。
ノートパソコンに限ってはリース落ち品に手を出すのは慎重になった方がいいと個人的には思います。

また、もともと企業や官公庁向けのパソコンなのでリサイクルマークがついていないものがほとんどです。
廃棄するときに数千円のリサイクル料金がかかるので気をつけましょう。

PC WRAP の中古パソコンは買いか?

デスクトップPCなら買いだと思います。
PC-WRAP なら3年間の長期保証がついているので、他のショップに比べて安心感が増します。
3年後に買い換えたとしても安い買い物です。

サブ機のつもりで買いましたが、一般家庭ならメイン機として十分なスペックのものが揃っています。
ミドルタワーのモデルにロープロファイルのグラボを積めば、エントリークラスのゲーミングPCくらいにはなります。

ノートPCについては要注意です。
バッテリーやキーボードの劣化を許容できるなら検討の余地はあるでしょう。

ここからは余談ですが、Amazon にも『整備済み品』のカテゴリーで Office 付きのリース落ち品が格安で売られているのをご存知でしょうか。
こちらも気になるところですが、起動時に『WAJUN』という変なメーカーのロゴが出たり、そもそも Office のライセンスが怪しいと胡散臭さ満載なので僕は敬遠しています。

また、新聞広告でよく目にする『官公庁のパソコン有償譲渡会』に出品されているのもリース落ち品。
こちらは Cerelon 搭載の低スペックモデルを3万円で売りつけるような情弱釣りの悪徳業者なので、僕は絶対に手を出しません。
こういうところで売られている東芝や富士通の筐体が分厚い Cerelon や Core i3 搭載のリース落ちノートPCは100%ゴミなので避けるのが賢明です。

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