ドコモの「ギガライト」や au の「ピタットプラン」では、月々のデータ使用量が 1GB を超えると料金がいきなり1,000円も上がってしまいます。
スマホ料金を節約するために格安SIMとのデュアルSIMで運用しているユーザーなら、ドコモや au のデータ使用料金は最低限に抑えたいはず。
しかし、スマホを利用していれば 1GB なんて油断しているとすぐに超えてしまいますよね。
そこでこの記事では、Android スマホでデータ使用量が 1GB に達したときに自動的にデータ通信を遮断する方法を紹介します。
Android スマホでデータ通信量を 1GB で止める設定
Android ならスマホ側の機能でデータ通信量の上限値を設定することができます。
この機能を利用してデータ通信量を 1GB で止めてみましょう。
- STEP 1モバイルデータ使用の設定
設定を開きます。
設定はアプリ一覧「設定」をタップするか、通知バーを下にスワイプしてアイコンをタップすると開けます。
「無線とネットワーク」を選択します。
「データ使用量」を選択します。
「モバイルデータ使用」を選択します。
デュアルSIMスマホだと SIM1 と SIM2 の2つありますが、上限値を設定したいSIMのほうを選んでください。
- STEP 2計測サイクルの設定
をタップするか、 をタップして「計測サイクル」を選択します。
「計測サイクル」を選択すると、データ通信を測定する期間を設定できます。
ドコモや au の計測サイクルは毎月1日〜月末なので、リセット日を「 1 」に変更して「設定」をタップします。
- STEP 3データ警告の設定
続いて「データ警告を設定」をオン にし、「データ警告」を選択します。
警告を受けたい使用量に変更し「設定」をタップします。
ここでは 1GB の3/4の 0.75GB に設定しました。データ警告は設定したデータ量に達すると通知してくれる機能です。
通知してくれるだけでデータ通信を止めてくれるわけではないので、必ずしも設定する必要はありません。 - STEP 4データ上限の設定
「データ上限の設定」をオン にし、「データ上限」を選択します。
ここで 1GB ピッタリに設定すると、誤差により 1GB を超えてしまうことがあります。
少し手前の 0.9GB あたりに設定しておきましょう。
以上でデータ通信量を 1GB で止める設定が完了しました。
これで設定した 0.9GB にデータ通信量が達すると、自動的にデータ通信が遮断されるようになります。
データ警告&上限設定の応用
データ上限の設定値を変えることで、様々な使い方に応用できます。
例えば、子どもの使いすぎ防止です。
我が家では、格安SIMの IIJmioファミリーシェアプランを利用していて、月々12GBのデータ量を家族4人でシェアしています。
12GBもあるとはいえ、子どもたちが通学時に YouTube を観まくると、家族がギガ不足に陥ってしまうことがあります。
そのため子どもたちのスマホでは、データ警告:2.5GB・データ上限:3.0GB に設定してあります。
欠点はデータ使用量が上限に達して通信が遮断されると、モバイルネットワークからの位置情報が取得できないため、子どもの見守り機能が使えなくなることです。
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IIJmio では回線ごとのデータ使用量を確認できるアプリがあるので、子どもたちのデータ使用量をこまめにチェックすることができます。
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データ上限の設定は子どもの使いすぎ防止の最後の砦として使っています。
まとめ
以上、Androidスマホでデータ通信量を1GBで止める方法でした。
Android スマホに標準搭載されている機能で
- 計測サイクルのリセット日を「 1 」に設定
- データ上限を「1GB 未満」に設定(0.9GB以下を推奨)
の2つを設定することで、データ通信量が 1GB に達する前に自動的に通信を遮断できます。
格安SIMとのデュアルSIMでデータ通信料金を節約している人は必ず設定しておきましょう。
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