2022年 本当にお得な “ペイ” は?
世の中に乱立する ペイ のうち、それなりに名の知れたものが下のリストです。
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- LINE Pay(ラインペイ)
- d払い
- au PAY
- メルペイ
- ファミペイ
- ゆうちょPay
- イオンペイ
- Origami Pay(オリガミペイ)← 2020年 メルペイに買収
- 7pay(セブンペイ)← 2019年 死亡💀
もちろんこれ以外にもたくさんあるにはあるのですが、使えるお店の数や還元率などの面から利用価値はほぼありません。
名前を知るだけムダだと思い、リストからも除外しました
この中で利用可能店舗数や還元率、ポイント獲得の有無などから本当にオススメできる ペイ はたったの4つに絞られます。
PayPay(ペイペイ)
PayPay-ペイペイ(電子マネーでスマートにお支払い)
PayPay Corporation無料posted withアプリーチ
通常還元率 | 0.5% |
還元方法 | PayPayボーナス |
決済方法 | バーコード/QRコード |
現金チャージ | ◯ |
クレジットカード登録 | ◯ |
銀行口座連携 | ◯ |
PayPay(ペイペイ)はソフトバンクとヤフー(Yahoo!Japan)が運営するスマホ決済アプリです。
Yahoo!Japan はソフトバンクの孫会社なので、実質はソフトバンクのサービスと思っていても問題ありません。
テレビCMでもおなじみの超高還元率が最大の武器で、利用可能な店舗数も 楽天ペイ と双璧のトップシェアです。
どのペイにするか迷ったら、PayPay(ペイペイ)にしておけばまず間違いはありません。
支払い方法
PayPay(ペイペイ)の支払い方法は
- チャージした PayPay残高
- 登録したクレジットカード
の2種類。
チャージ方法には
- 銀行口座から
- ヤフーカード(PayPayカード)から
- ケータイ料金(ソフトバンク・ワイモバイル)と合算
- 現金(セブン銀行ATMから)
- ヤフオク!・PayPayフリマの売上金
があります。
PayPay お得に使うポイント
PayPay はキャンペーン時の高還元率(最大100%)が最大の売り。
ただし、高還元率の対象となるのは PayPay残高 からの支払いか、ヤフーカード(PayPayカード)からの支払いだけという点には要注意です。
その他のクレジットカードでは通常還元率の 0.5% 止まりです。
つまり PayPay で得をするには、高還元率キャンペーン時を狙って PayPay残高 か ヤフーカード(PayPayカード)から支払いましょう。
楽天ペイ
楽天ペイ-かんたん、お得なスマホ決済アプリ!
Rakuten Group, Inc.無料posted withアプリーチ
通常還元率 | 1.0% |
還元方法 | 楽天ポイント |
決済方法 | バーコード/QRコード |
現金チャージ | ◯ |
クレジットカード登録 | ◯ |
銀行口座連携 | ◯ |
楽天ペイ は 楽天市場が運営するスマホ決済アプリ。
利用可能な店舗数は多く、PayPay と並んでのトップシェアです。
通常還元率の高さが特徴で、利用額 100円 につき 1ポイント の楽天ポイントが貯まります。
楽天市場や楽天モバイルのユーザー、楽天ポイントをメインのポイントサービスとしている人に特にオススメです。
支払い方法
楽天ペイ の支払い方法は
- チャージした楽天キャッシュ
- 登録したクレジットカード
- 楽天銀行
- 楽天ポイント
- 楽天Edy
- 楽天ペイのSuica
の6種類と豊富。
チャージ方法は
- 楽天銀行
- 楽天カード
- ラクマの売上金
- 楽天ウォレットの暗号資産
の4種類。
ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)からチャージできるのが面白いですね。
楽天ペイ お得に使うポイント
楽天カード からチャージすれば 0.5% のチャージポイントがもらえます。
楽天ペイの通常還元率とあわせると 1.5% の高還元率です。
楽天ペイへチャージせず、楽天カードから支払った場合の還元率は 1.0% です。
つまり、楽天ペイで最大限に得をするためには、楽天カードからチャージした楽天キャッシュで支払いましょう。
なお、楽天ポイント加盟店なら楽天ポイントカード提示で、さらにポイントの二重取りも可能です。
d払い
d払い-スマホ決済アプリ、キャッシュレスでお支払い
株式会社NTTドコモ無料posted withアプリーチ
通常還元率 | 0.5% |
還元方法 | dポイント |
決済方法 | バーコード/QRコード |
現金チャージ | ◯ |
クレジットカード登録 | ◯ |
銀行口座連携 | ◯ |
d払い は NTTドコモが運営するスマホ決済アプリ。
PayPay・楽天ペイとあわせて『ペイ3強』と呼ばれているかどうかは知りませんが、それくらい利用者が増えています。
数あるペイの中で唯一 “ペイ” が付かないので、「ペイ」という響きに恥ずかしさを感じている人にもオススメです。
支払い方法
d払い の支払い方法は
- ケータイ料金合算(ドコモユーザー限定)
- チャージした d払い残高
- 登録したクレジットカード
- dポイント
の4種類です。
チャージ方法は
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- コンビニ
の3種類。
銀行口座からはオートチャージも可能です。
d払い お得に使うポイント
d払い を利用するなら登録したクレジットカードからの支払いをオススメします。
通常還元率の 0.5% に加えて、クレジットカードの決済ポイントの二重取りが可能です。
ただし、高還元率キャンペーンの対象になる支払い方法は
- ケータイ料金合算
- d払い残高
- dカード / dカード GOLD
の3パターンなので、登録するなら dカード か dカード GOLD が鉄則。
この場合、キャンペーン時以外でもカード決済ポイント(1.0%)とあわせて 1.5% の高還元率になります。
さらにdポイント加盟店なら、ポイントカード提示で三重取りが可能。
dポイントは通常還元率が 1.0% の加盟店が多いので、常時 2.5% の高還元率になります。
au PAY
au PAY(旧 au WALLET)
KDDI CORPORATION無料posted withアプリーチ
通常還元率 | 0.5% |
還元方法 | Pontaポイント |
決済方法 | バーコード/QRコード |
現金チャージ | ◯ |
クレジットカード登録 | ◯ |
銀行口座連携 | ◯ |
au PAY は au(KDDI)が運営するスマホ決済アプリ。
2019年6月から 楽天ペイ が使える店舗では au PAY も使えるようになった(一部対象外あり)ので、利用可能な店舗数は PayPay や 楽天ペイ に匹敵します。
支払い方法
d払い の支払い方法は
- チャージした au PAY 残高
のたった1種類です。
ただし、チャージ方法は以下のようにとても多いです。
- auかんたん決済(auユーザー限定)
- 銀行口座
- クレジットカード
- auポイント/Pontaポイント
- au PAY ギフトカード
- 現金(auショップ・ローソン)
- ATM(ローソン銀行・セブン銀行)
ポイントからチャージできるのが au PAY の大きな特徴。
しかも、楽天ペイ や d払い のポイント充当と違い利用するポイント数が指定できます。
auかんたん決済 と auじぶん銀行の口座、au PAY カード からならオートチャージが可能(その他の銀行口座・クレジットカードでは不可)です。
残高不足時に自動でチャージするリアルタイムチャージ機能が便利です。
au PAY お得に使うポイント
au PAY では、クレジットカードからのチャージを推奨します。
通常還元率の 0.5% に加えて、クレジットカードの決済ポイントの二重取りが可能。
さらにPonta加盟店なら、ポイントカード提示で三重取りも可能です。
au PAY カード からのチャージが定番ですが、オートチャージ機能が不要なら、同じく Pontaポイント が高還元率の シェルPontaクレジットカード もオススメです。
ペイは併用するべし
便利なスマホ決済サービス “ペイ” も、お店が対応していなかったりシステム障害などで肝心なときに使えなければ意味がありません。
特に高還元率のキャンペーン期間中は、アクセス集中によるシステム障害が起こりやすくなります。
そこで、複数のペイを併用することをお勧めします。
といっても、あまりたくさんのペイをスマホに入れていても管理が大変なので、せいぜい2つか多くても3つまでにしておきましょう。
以下は当ブログ推奨の組み合わせです。
PayPay + 楽天ペイ
この組み合わせならスマホ決済を導入している店舗なら全国どこでも対応できます。
楽天ポイントを貯めている人ならメインは 楽天ペイ で、PayPay は高還元率キャンペーン時に利用するのがお得な使い方です。
d払い + PayPay
ドコモユーザーや dポイント を貯めている人にオススメなのがこの組み合わせ。
普段は d払い で、PayPay は高還元率キャンペーン時に利用するのがベストです。
au PAY + PayPay
au ユーザーにはこの組み合わせを推奨。
au PAY と 楽天ペイ の使える店舗がほぼ同じなので、au PAY が使えないお店を PayPay でカバーします。
まとめ
以上、数ある “ペイ” の中で本当に使うべきペイを4つピックアップしました。
この中から2つ(多くても3つ)をスマホにインストールしておけば、スマホ決済を導入しているほとんどのお店での支払いに対応できるでしょう。
4つのペイに共通するのは、大手携帯電話会社(キャリア)の提供するサービスであることです。(楽天も2019年に第4のキャリアとして参入)
4つ以外にも LINE Pay というシェアの高いスマホ決済アプリがありますが、運営する LINE株式会社 が Yahoo!Japan に経営統合されたことで、将来的には PayPay に統合されると予想されます。
また、その他の星の数ほどあるペイもどんどん淘汰されて、最終的にはキャリア系の上記4つが生き残るのではないでしょうか。
コメント