au のピタットプランには絶対に手を出してはいけない3つ(+α)の理由!

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この記事では「旧ピタットプラン」について書いています。
2019年発表の『新ピタットプラン』については、こちらの記事をご覧ください。

https://cheapnaxx.com/au-newplan2019/

ピタットプランのデータ通信量を 1GB で止める方法については、こちらの記事をご覧ください。

Androidスマホでデータ通信量を1GBで止める方法
ドコモの「ギガライト」や au の「ピタットプラン」では、月...

au の新料金プラン「ピタットプラン」が始まってから2年が経ちました。
相変わらず通話料とデータ通信量コミコミで 月額 1,980円 と格安スマホ並の低料金をうたっています。

そんなに安いなら我が家も au に乗り換えようかしら

そんなにウマい話があるわけないでしょ

そう、賢い au ユーザーのみなさんは絶対にダマサれてはいけませんよ。
この一見お得な au の料金プランは、甘い言葉につられたユーザーを地獄へ叩き落す、悪魔の料金プランなのです。

ピタットプラン | 天使のささやき

以下が au が吹聴する「ピタットプラン」のお得さアピールです。

通話もデータもコミコミ!

データ通信&通話料金コミコミで 1,980円/月 でご提供いたしますわ。
しかも通話は1回5分以内の国内通話がかけ放題なのよ。
なんてお得なんでしょう♪

毎月の料金は「使ったぶんだけ」

データ使用量に応じて毎月の料金が変わるから経済的よ。
定額制だとデータをほとんど使わない月は損ですものね。
なんて賢いんでしょう♪

20GB まで速度制限ナシ

データ通信をたくさん使った月末でも、動画や音楽をサクサク楽しめるのよ。
なんて快適なんでしょう♪

ピタットプラン | 悪魔の腹の中

そして以下が、お得なプランに隠された真実。
腹黒い中の人の本音です。

通話もデータもコミコミ!

各種割引サービスに加入しないと安くしてやらんぞ。
それに、1,980円で使えるのはたったの1年間だ!
2年目からは、どんなに頑張っても 月額 2,980円 に大幅値上げだ!フハハハハ!

月額 1,980円 で使える条件は「auピタットプラン(スーパーカケホ)」を2年契約し、「auスマートバリュー」に加入したうえ「スマホ応援割」が適用される1年間のみです。

「auピタットプラン」は2年契約で、しかも自動更新を適用しなければいけません。
(“自動更新なし”の2年契約だと +300円、2年契約なしだと +1,500円 料金が高くなります)
契約更新期間外での途中解約には違約金(9,500円)が発生します。

「auスマートバリュー」は「auひかり」インターネットサービスなどとセットで契約することでスマホ料金を割引するサービス。
当然これらのサービスを利用していない人は割引の恩恵を受けることはできません。

「スマホ応援割」は機種変更または新規契約と同時に利用できる割引サービス。
スマホ購入から1年間の限定割引です。
さらに、1度でもスマホ応援割(またはビッグニュースキャンペーン)を適用したことがある人は二度と使えません

最大限安くして欲しければ「2年間縛られろ」「auのインターネットサービスに加入しろ」それでも1年間限定だとのこと。
いや〜悪どいですね。

毎月の料金は「使ったぶんだけ」

1,980円になるのは、月1GBまでだ!
それ以上使ったら段階的に料金を上げてやるから覚悟しておけ!ヌハハハハ!

ピタットプランのデータ通信料は段階的定額プラン。
データ利用量に応じて下の表のように料金が上がっていきます。

au ホームページより

月額 1,980円 の範囲で使えるデータ量は、たったの 1GB/月 です。
「ひと月でたった1ギガをセコセコとやりくりしてやがれ。この貧乏人が!」とでも言われているようでとても腹が立ちますね。

20GB まで速度制限ナシ

20ギガまでは速度制限しないからな、ジャンジャン使って毎月最大料金を納めやがれ!
ただし、調子に乗って3日で6GBも使えば速度制限するぞ。
せいぜいギガに気を遣って神経をすり減らすがいい。ゲハハハハ!

段階的定額制で使用料に応じて料金が上がるとはいえ、月20GBまで速度制限がないのはうれしいです。
しかし注意書きに、

ネットワーク混雑回避のために、お客様のご利用状況に応じて通信速度を終日制限させていただく場合があります。

とありますので、いわゆる「3日制限(直近3日間のデータ使用量が多すぎると一時的に通信速度を制限される制度) 」は適用される可能性があります。
現在、au の3日制限のデータ量は6ギガバイト。
油断して使いすぎると20GBを待たずして速度制限をくらってしまいます。

その他の罠

以上3つの他にも、ピタットプランには注意すべき罠が仕掛けられています。

テザリングが有料

一部の通常プランでは無料の「テザリングオプション」が、ピタッとプランでは月額500円の有料オプションです。

ドコモはテザリング無料なのにねw

au はちょっとガメついんじゃないの?!

月々サポートが受けられない

お高いスマートフォンを購入する際にウレシイ「月々サポート」。
これで端末代の実質価格が半額とかそれ以下になります。
キャリアで端末を購入する唯一のメリットといえますが、この月々サポートがピタットプランでは適用されません
ユーザーは10万円前後もするスマホの代金を、一括または分割で全額支払わなくてはいけません。

これは家計に大ダメージね!

それでも今までよりは安い

以上、au の新料金「ピタットプラン」を全力で否定してみました。
格安スマホ並みに安い!などとうたっておきながら、実際はキャンペーンやサービス抱き合わせでの割引などを駆使しないと安くならない料金プランであることが判明してしまいましたね。
各種割引が適用されなかった場合、最低でも 3,480円/月 と格安スマホの足元にも及びません。

それでも、条件をあわせて旧料金プランと比較してみると…

ピタットプラン 旧プラン
月額基本料金 4,980 円 3,200 円
スーパーカケホ 1,700 円
データ通信料 2,900 円
LTE NET 300 円
合計 4,980 8,100

“2年縛りナシ”でもこの料金は旧料金プランと比べればかなり頑張っているとは思いますが、

  • データ通信料は定額制ではないので、1GBを超えると料金が跳ね上がる
  • 毎月割で端末代金が割引されない

という点を考えれば

やっぱり格安スマホの方が安いよね

という結論に至るのでありました。

コメント

  1. AUから他社に乗り換えた人間 より:

    AUはシム入れ替えで他の製品に使えない、お店にいってお金を払わないと機種変更不可能 なんで? 他社とはちがう! KDDはグローバルの会社だとおもっていたのですが 縛りが多すぎる!!!

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