毎にち暑い日が続きますね。
こう暑いとエアコンの効いた室内でグダグダしがちですが、思い切ってクルマで遠出するのもまた楽しいものです。
特に海岸沿いを窓全開でドライブするのは最高です。
僕の実家の近くには、浜辺をクルマで走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」という有名なスポットがあります。
波打ち際ギリギリまで車で行くことができ、この時季は海水浴客で賑わいます。
最近はインスタ映えする場所としても人気ですよ。
シーズン中は混雑と海水浴客の安全のため速度は規制されますが、クラゲが出始める8月後半は空いてくるので制限速度目一杯で走れます。
潮風と波音を感じながら波打ち際をドライブする、これが最高に気持ちいいんですねー。
それはさておき、夏のドライブといえば忘れてはいけないのが 害虫対策 です。
特に 蚊 ですよね。
運転中に耳元で「プ〜ン…」ってされたらもう気になってしまって大変危険です。
事故を起こす前にしっかり対策をとっておきましょう。
クルマにも殺虫剤を
窓を開けて運転するときはもちろん、「夏はエアコンをつけるから窓なんて開けないよ」という場合でも乗り降りの際に蚊は車内への侵入を試みてきます。
そこで、虫除けのために車内へ殺虫剤を持ち込んでみようと思いました。
候補に挙がったのは次の方々たち。
- バポナ(アース製薬)
- 金鳥の渦巻(KINCHO)
- おすだけノーマット(アース製薬)
- おそとでノーマット(アース製薬)
- 虫よけバリア(フマキラー)
これらが車内で使えるかどうかを、効果や安全性の面から検討しました。
候補1最強の殺虫剤【バポナ】
以前、当ブログでも紹介した最強かつ最凶の殺虫剤「バポナ」です。
かつては「劇薬指定」だったため、購入の際には印鑑が必要という比較的入手難度が高めの玄人向け商品でした。
最近はネット通販でも買えます。
効果
据置タイプながら、蚊はおろかハエやゴキブリをも抹殺できます。
害虫だけでなく金魚や小鳥まで死に至らしめるほど強力で、カブトムシくらいなら一晩であの世行きでしょう。
子どもたちのトラウマとなること必至です。
安全性
とても危険です!
注意書きには「人が長時間滞在する場所」での使用が禁止されているので、車内での使用なんかもってのほかです。
不採用
理由:とても危険なため
バポナは超強力な殺虫剤ですが、密閉された空間で使うと人体に害を及ぼします。
狭く密閉された車内で使って、蚊と一緒に自分までくたばってしまっては元も子もないので却下となりました。
候補2蚊の駆除の王道【蚊取り線香】
100年以上の伝統を誇る蚊の駆除の王道です。
お馴染みの渦巻きが、憎き蚊たちを黄泉の世界へと誘います。
効果
1世紀以上の伝統に裏付けられた確かな効果が期待できます。
最近はローズやラベンダーなどの香りつきのものも販売されているので、芳香剤としても効果があるかもしれません。
安全性
天然成分仕様で人体にも安全です。
ただし「火」を使うので火災の危険性は伴います。
不採用
理由:危険だから
火気の使用はもちろんのこと、こんなものを車内で使ったら煙たくて運転どころではありません。
却って事故の危険性が増すので却下となりました。
候補3ワンプッシュで蚊を撃退【おすだけノーマット】
ワンプッシュするだけで10時間以上蚊を寄せ付けないと評判の殺虫剤です。
火も電気も使わないお手軽さが魅力です。
効果
蚊だけでなくハエにも効くくらい強力。
しかも1回の噴射で14時間も効果が持続します。
安全性
自宅の寝室で使っていますが人体には無害のようです。
一緒に寝ている犬たちも元気です。
不採用
理由:事故が怖いから
一瞬「コレはいい!!」と思ったのですが、
暖房器具(ファンヒーター等)や加熱源の周囲、夏場の車内は温度が上がり破裂する危険があるので置かないこと。
という注意書きが!
車内でスプレー缶が爆発しようものなら大惨事なので、惜しみつつも却下することにしました。
候補4腕時計タイプで省スペース【おそとでノーマット】
携帯用蚊取りの定番「おそとでノーマット」です。
腕時計タイプということでとても小さく、電池式なので設置場所を選びません。
効果
ファン付きですばやく薬剤を拡散でき、小さいながらも即効性がありそう。
説明にも “テント、車等の 5~7㎥ くらいの空間で使用する~” と書かれているくらいなので十分な効果が期待できます。
安全性
身に着けて使うものなので人体への害はなさそうです。
さらに、車内での使用が可能であることを匂わす説明文から安全だと思われます。
保留
理由:保管に難あり
かなりイイ線までいっていましたが、保管方法の注意書きに
車内などの高温になる所での長時間の保管は避けること。
とあるので、車内に常設しておくのはNGかな。
スプレーのように爆発の危険はなさそうですが…。
ということで、こちらは一旦保留とします。
候補5サンバイザーに挟むだけ【虫よけバリア】
火も電気も使わない、サンバイザーに挟むだけのお手軽な防虫剤です。
今回いろいろ調べましたが、「車載」を前提とした商品はコレくらいしかありませんでした。
効果
「虫よけ」ということで殺虫効果はほとんど期待できなさそうです。
入ってきた蚊を殺すことより、まず蚊の侵入を防ぐだけのものです。
安全性
「クルマ用」とうたっているくらいなので、安心して車内で使えること間違いなしです。
採用
理由:安くて安全だから
車内で使うための商品だし値段も安いので、まずはダメもとで「虫よけバリア」を使ってみることにしました。
「虫よけバリア クルマ用」を取り付ける
この商品はクリップ一体型でサンバイザーに挟んで固定します。
パッケージには、
【女性に人気の花柄デザイン!】
車外から見えてもカワイイ、アクセサリー感覚の虫よけ!
と書いてありますが、カワイイかこれ?
効果のほどは?
取り付けてから1週間経ちました。
自宅の駐車場には植木があったりして蚊が多いのですが、いまのところ車内に蚊が侵入することはありません。
なかなか効果があるようです。
ただ、見た目がいまひとつですね。
花柄のデザインは車外から見えるとちょっと恥ずかしいです。
せめてケースの色が黒だったらよかったのに…
ということで、設置場所をサンバイザーから足元のエアコン吹き出し口へと移動しました。
これで効果が変わるかしばらく様子見です。
追記設置場所を変えたら効果は変わった?
設置場所を足元のエアコン吹き出し口へと変更しましたが、効果は変わりませんでした。
吹き出し口に取り付けたことにより、むしろ車内へ薬剤が上手く拡散しているかもしれません。
結局、夏の間は車内への蚊の侵入を一度も許すことがありませんでした。
「ダメもと」なんてほとんど期待していませんでしたが、見事に期待を裏切ってくれました。
説明書では夏場は3ヶ月間効果が持続するとありますので、看板に偽りなしですね。
まとめ
以上、クルマで使える「虫よけ」について紹介しました。
今回採用した「虫よけバリア」は、見事に「虫よけ」としての効果を発揮してくれました。
しかし、もし車内への蚊の侵入を許してしまったときの「殺虫剤」としての効果が期待できないので、候補3の「ワンプッシュ式」殺虫剤もカバンに忍ばせておくのをオススメします。
これで車内の害虫対策はバッチリ。
快適な夏のドライブを楽しみましょう♪
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