今年も残すところわずかとなってしまいました。
年の瀬の一大イベントといえば…、そう『大掃除』ですね。
みなさんはもうお済みになりましたか?
年末の風物詩ともいえる大掃除。
実は大掃除をするには年末よりもっと最適でオススメな時季があるのです。
そこで今回は、大掃除するのに最適な季節(BEST4)をカウントダウンでご紹介します。
「下位の季節なんてどうだっていいから、さっさと1位を紹介しろ!」という方は、どうぞ “もくじ” からお飛びください。
第4位『冬』
大掃除といえば「冬」ですが、実は冬は最も大掃除に適していない季節です。
大掃除の定番といえば「換気扇の掃除」。
頑固な油汚れに悪戦苦闘するのが毎年の恒例行事となっています。
換気扇の油汚れ対策に「ドライヤーで温める」という有名な裏ワザがありますが、これは温めることで油汚れが軟らかくなり落としやすくなるという理由からです。
つまり、四季の中でも最も寒く油が極限まで硬くなる「冬」は、油汚れの掃除に最も適さない季節なのです。
もちろん油以外の汚れを落とすうえでも、冷たい より 温かい 環境のほうが圧倒的に効果的で効率的。
なにより冷たい水や木枯らしにさらされ、凍傷になりかけながらの清掃作業は苦行以外のなにものでもありません。
わざわざこんな寒い季節に大掃除する唯一のメリットは、ムダに苦労して得られた達成感のみです。
第3位『夏』
四季の中でいちばん暑い「夏」は、前述のように「汚れを落とす」という点でいえば最も適した季節といえます。
しかし、家じゅうの清掃で冬でさえ汗をかく大掃除を暑い夏に行うことは、もはや拷問ともいえる行為です。
ただし、温度が高いゆえの洗浄効率の高さと、その気になれば水着で掃除ができるため、冬よりは格段に大掃除に適しています。
また、梅雨の時季にエアコンフィルターに付着したカビを早急に除去したいという方にも、夏の大掃除は適しています。
カビ落としの定番といえば カビキラー です。
カビの他にも夏に猛威を振るう「蜂」も落とすことができますが、よい子は絶対にマネしないでください。
しかし、この季節にまとまった休みがとれる「お盆」のシーズンでは、すでにエアコンの稼働が佳境を迎えており時すでに遅しといった印象を拭えませんが…
第2位『春』
欧米では Spring Cleaning(スプリング・クリーニング)といって、日本でいう大掃除を「春」に行うのが一般的です。
暖かくなって暖炉を使わなくなった頃に、煙突の中まできれいに掃除するという習慣からきているようです。
もちろん暖炉を使うような寒い地域の習慣でしたが、今では暖かい地域にも広まっています。
日本では、ちょうどゴールデンウィークという大掃除にうってつけな大型連休がありますね。
夏のフル稼働シーズンに備えて、エアコンのお掃除をするにはこれ以上の時季はありません。
もうひとつ、春に大掃除をするメリットは防カビ対策を行うベストなタイミングであるということです。
エアコンや冷蔵庫・水回りなど、直後に訪れる梅雨に備えて徹底的に防カビしてしまいましょう。
防カビ侍 は僕がオススメの防カビ剤です。
アルコールタイプと水性タイプがあるので、用途に合わせてお使いください。
さらに迷惑な夏の害虫対策も一緒に行うのがオススメです。
当ブログ推奨の最強の殺虫剤 バポナ を春の大掃除後に仕込んでおけば、真夏の夜に突如現れる「G」の恐怖から逃れることができるでしょう。
第1位『秋』
2位の「春」と甲乙つけがたいのですが、この「秋」が堂々の1位獲得です。
理由はこれまでに述べた通り。
気温がほどよく暖かく、良好な洗浄効率が期待できる9月中の実施が特にオススメです。
シルバーウィークという連休が控えていますので、日程の調整は比較的容易でしょう。
夏休みに遊びすぎてお金がないし紅葉にもまだ早いから、だいたいシルバーウィークって暇なんじゃないですか?
それなら暇つぶしに大掃除でもいかがでしょうか。
行くところがなければ
大掃除をすればいいじゃないマリー・アントワネット
と、言ったかどうかは知りませんが…
夏と同じくエアコンの掃除に適しているのもこの「秋」です。
こちらは冬のエアコンシーズンに備え、夏の間にたまったホコリとカビをキレイに取り除きましょう。
カビトルデス PRO は市販品で最強との呼び声高いカビ落としです。
水回りのパッキンにはびこる頑固なカビに対する最終兵器です。
ということで、みなさん来年の大掃除は『シルバーウィーク』に実施しましょう!
まとめ
以上、大掃除をするのに最適な季節べスト4 でした。
このランキングからいえること、それは
寒い冬に大掃除をするべきではない
ということ。
とにかく時間と労力のムダです。
大掃除は絶対に暖かい時季にしましょう。
世の中には、ここまで言ってもまだ「大掃除は年末にするものだ」と聞かない人たちがいらっしゃいます。
そんなこびりついた油汚れのように頭の固い方々には、ぜひこちらをお試しください。
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