この春から一人暮らしを始める学生さんにオススメのコストパフォーマンス強々な格安SIMを3つだけ紹介します。
もちろん学生さんだけじゃなく、新社会人の皆さんにも充分にオススメできます。
3つだけというのは少ないと感じるかもしれませんが、ぶっちゃけこの3つ以外にオススメできるものがないというのが現状です。
学生さん向け格安SIM選びのポイント
次の4つのポイントからオススメの格安SIMを選んでいます。
“学生さん向け”となると『学割』の存在に目が行きがちですが、ケータイ各社の学割なんてのは最初の数か月間だけアホみたいに割引して高額な料金プランに誘導するだけのものなので、ここでは完全に無視しています。
学生さん向けオススメ格安SIM
ということで本題へ。
当ブログでオススメする格安SIMは次の3つです。
- mineo(マイネオ)※10GB以上
- IIJmio ギガプラン
- ahamo
mineo(マイネオ)
マイネオのデュアルタイプ(音声通話つきプラン)は 10GB で月額1,958円(税込)、20GB なら月額 2,178円(税込)と格安。
使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越せるほか、他のマイネオユーザーとデータ容量をシェアしたりプレゼントしたりできます。
データ容量を使い切っても1.5Mbpsの中速でデータ通信が使い放題の『パケット放題 plus』が、10GB以上のプランならオプション料金無料で利用できます。
これがマイネオを勧める最大の理由で、1.5Mbps出れば日常生活には何の不便もないんです。
困るのはせいぜい高画質の動画再生とアプリのダウンロードくらい。
高速データ通信とパケット放題 plus の中速通信は切り替えが可能なので、普段は中速で運用して動画を見たりアプリのダウンロードのときだけ高速に切り替えるという使い方もできます。
ぶっちゃけ、この使い方が断然オススメです。
デメリットをあげるなら、家族間通話料金の割引がない(そもそもマイネオには家族という概念がない)のと、お昼休みや夕方の時間帯の通信速度がメッチャ遅いこと。
まあ、前者の問題はLINEの無料通話なんかで解決できるし、後者はもう格安SIMの宿命ですよね。
IIJmio ギガプラン
IIJmioのギガプランは、データ容量のシェアができる格安SIMでは最安の部類で、かつ通信品質が安定していてバランスが取れています。
料金は 8GB で月額1,500円(税込)、20GB なら月額2,000円(税込)です。
使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越せるのでムダがありません。
また、容量を使い切った場合の追加データ量が 1GB で 220円(税込)とかなり安いです。(他の格安SIMはだいたい500円が多い)
家族内通話も格安で、30秒当たり8.8円(税込)です。
デメリットは格安SIMの宿命であるお昼休みや夕方の通信速度の遅さのほか、データ容量を使い切ったときに通信速度が300kbpsになること。
他の格安SIMの制限時速度が200kbpsというのが多いのでわずかに速いが、この速度だと動画視聴は絶望的で静止画入りのウェブサイトを表示するのにもモタつくレベル。
せいぜいLINEでメッセージのやり取りが限界でしょう。
そのほか、データ量のシェアは同一名義での契約回線間でしかできないので、自分の名義で契約したいという学生さんには選択肢から外れちゃいます。
ahamo
格安SIMと言っていいのか微妙なところですが、ドコモの ahamo は 20GB で月額2,970円(税込)。
他の格安SIMと比べて1,000円近く高いですが、ドコモ直営サービスなので通信品質が高いのがメリット。
お昼休みや夕方は格安SIMとは比べ物にならないくらい通信速度が速いです。
データ容量を使い切っても1Mbpsの中速で使い放題できます。
この速度なら動画視聴は画質を落とせばギリギリいけます。
また、オプション追加なしで国内通話が5分間無料です。
大盛りオプションで 80GB 追加すると、合計 100GB で月額4,950円(税込)になりますが、これは1GBあたりの料金としては格安SIMより圧倒的に安いです。
自宅にインターネットを引かずテザリングで賄えば、通信費を大幅に節約できます。
デメリットは家族間であってもデータシェアができない点と、余ったデータ容量が繰り越しできない点。
月々のデータ使用量が少ない人にはあまり向いていないかも。
まとめ
以上、春から一人暮らしを始める学生さんにオススメの格安SIM3つを紹介しました。
通信費を節約したいとお考えの親御さんはぜひご参考に。
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