今どきの子どもたちは小学校3年生から「ローマ字」を授業で教わります。
数年前までは4年生でした。
高学年になると「外国語活動」という授業が始まるので、「アルファベットに慣れる」という意味でちょうどよい時期なんでしょうね。
外国語活動なんてなかった僕が子どもの頃でも、高学年でローマ字を習った気がします。もうほとんど記憶にありませんが…
ところが、2020年から実施される、新しい学習指導要領では5・6年生での英語が教科になり、3・4年生での外国語活動が必須になります。外国語活動が前倒しになるわけですね。
そうなると、ローマ字学習は1・2年生のうちに行うことになるわけで…
もしかしたら、ローマ字の授業そのものがなくなってしまうかもしれません。
「ローマ字はそれぞれのご家庭で教えてください」なんて時代が来るかも…
タイピングゲームで楽しく自然にローマ字学習
学校での授業がなくならなかったとしても、ローマ字の学習は早いうちにやるに越したことはありません。
とはいえ五十音もままならぬ小さなお子さんに、さらにローマ字まで教えようというのは酷なもの。
そんなときはタイピングゲームを活用してみましょう。
今回紹介するのは、2011年発売の ニンテンドーDS 用ゲームソフト『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』です。
ゲームソフトのほかに Bluetooth キーボード と DS本体を立てるスタンドが付属しています。
我が家では長男が小2のときにクリスマスプレゼントとして購入しました。
当時の価格は Amazon で 1,600円 くらいだったと思います。
ニンテンドーDSにおいて「タイピングゲーム」というマイナーなカテゴリーだったこともあり、ポケモンの力をもってしても売り上げは伸びなかったようです。
発売から1年足らずで大きく値崩れを起こしていましたが、後に「付属のキーボードが秀逸」という評判が広がり一時は価格が高騰しました。
ポケモンタイピングDS はこんなゲーム
ポケモンタイピングDS は、ポケモンの名前をキーボードでローマ字入力していくゲームです。
早く正確に入力するほど高得点になり、さらにポケモンがゲットできます!
チュートリアルもちゃんと用意されているので、全くのタイピング初心者でも安心です。
最初はキーボードの縦1列しか使わないような簡単なステージから練習できます。
セーブデータは4プレーヤー分保存できます。
ソフトを1つ買えば兄弟で遊べるので経済的。
親子で得点を競い合ってもいいですね。
ちなみに、チュートリアルをすっ飛ばした我が愚娘は、「ホームポジションくそ喰らえ」とばかりに両手の人差し指のみで高速タイピングを披露します。
人差し指しか使ってないのに僕より速い…
これがポケモン現象というやつか!?(違う)
付属品が秀逸
ワイヤレスキーボード
Bluetooth 接続のキーボードは白か黒を選びます。
このキーボードが人気に火をつけた立役者。
表面はツヤ消し加工で指紋が付きにくくなっています。
アイソレーションキーのクリック感は良好で、キーストロークもちょうどよし。
メーカー保証対象外ですが、iPad や Android タブレットパソコンに Bluetooth 接続して使うこともできます。
キーボードの横幅が10インチタブレットにピッタリなんですね
これは美しい…
電源がバッテリーではなく乾電池というあたりも Good です。
うっかり充電し忘れて遊べないなんてこともありません。
ニンテンドーDS 用スタンド
DS本体を立て掛ける用のスタンドですが、スマホスタンドとしても活躍します。
スタンドにはDSソフトのホルダーが付いています。今まで遊んでいたソフトを失くさないように挟んでおけます。
任天堂のこういう細かい気配りにはいつも感心させられます。
ローマ字表
取説の裏側は、かわいいポケモンのローマ字表になっています。
お部屋の壁に貼っておけば、子どもたちもさぞかし喜んでくれることでしょう。
まとめ
以上、小学生のローマ字学習に最適なタイピングゲームの紹介でした。
子どもたちが楽しくゲームで遊んで勝手にローマ字を覚えてくれるなんて、なんて効率的で理想的な学習システムなんでしょう♪
コメント