最新のスマホは揃いもそろって6インチを超える大型ディスプレイを搭載したモデルばかり。
確かにスマホで動画を観たり、ゲームを楽しむには大画面の方が快適ではあります。
しかし反面、画面が大きいスマホは本体サイズも大きくはもちろん大きく、ポケットへ収まらなかったり片手で操作するのも難しく “スマート” とは言えません。
そこでこの記事では、5.5インチ以下の小型スマホをまとめました。
当ブログでは、もっと小さい “5インチ以下” スマホの紹介記事も公開しています。
5.5インチクラスのスマホになると、5インチ以下に比べて高性能で機種も多く選択肢が広がります。
小さくても高性能なスマホを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ5.5インチ以下の小型スマホ(有名メーカー編)
- 小型でも高性能で多機能なスマホが欲しい
- それなりに有名なメーカーのじゃないとヤダ
という人にオススメの小型スマホを4機種紹介します。
Apple iPhone 12 mini
世界中で人気の iPhone の最新シリーズの中で最も小さい iPhone 12 mini は、5.4インチの画面サイズながら性能も高いイチオシの機種です。
iPhone 12 mini のスペック
画面サイズ | 5.4インチ |
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CPU | 3.1 GHz(2コア)+ 1.8 GHz(4コア) |
メモリ | RAM:4 GB ROM:64/128/256 GB |
バッテリー容量 | 2,227 mAh |
SIMサイズ | nano-SIM + eSIM(DSDS) |
画面サイズは小さくても、CPUは他の iPhone 12 シリーズと同じものが使われていてメチャクチャ高性能です。
SIMカードは1枚しか挿せませんが、eSIMに対応している DSDS(デュアルシム・デュアルスタンバイ)対応です。
格安SIM会社が取扱っている eSIM を使えば、データ通信量を安く抑えることができます。
バッテリー容量が少ないのが欠点ですが、同じく小型の iPhone で人気の iPhone SE(第2世代)よりも容量は多いです。
また、本体サイズは4.7インチの iPhone SE(第2世代)より小さいです。
iPhone 12 mini の価格
本体価格は意外と安く、容量の最も小さい 64GB モデルで 82,280 円(税込)です。
10万円超する iPhone 12 シリーズの中では最も安いですが、安価で人気の iPhone SE(第2世代)の2倍近い価格設定です。
ドコモ・au・ソフトバンクの各携帯キャリアや Apple の公式ストアで買うことができます。
SONY Xperia Ace II
SONY の Xperia(エクスペリア)シリーズで最新の小型スマホが Xperia Ace(エース)II 。
画面サイズは 5.5 インチです。
最近の Xperia シリーズは大画面でも片手で操作しやすいように超縦長デザインが採用されていますが、これは好き嫌いが別れがち。
Xperia Ace II は一般的な縦長サイズでポケットなどへの収まりも良いです。
Xperia Ace II のスペック
画面サイズ | 5.5インチ |
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CPU | 2.3GHz + 1.8GHz(8コア) |
メモリ | RAM:4 GB ROM:64 GB |
バッテリー容量 | 4,500 mAh |
SIMサイズ | nano-SIM |
画面サイズは 5.5 インチですが、5インチだった前モデル Xperia Ace と本体サイズはほぼ同じ。
バッテリー容量は 60% 以上アップしています。
本体容量は 64 GB と少なめですが、microSD カードで 1TB まで保存容量を増やすことができます。デュアルSIMではないのが残念なところ。
Xperia Ace II の価格
本体価格は 22,000円(税込)とかなりリーズナブル。
ドコモへの新規契約や MNP(他社からの乗り換え)なら端末購入割引がガッツリ効いて 5,500円(税込)で買えてしまいます。
というのも、この機種はドコモ限定販売なんです。
もちろん “ドコモ限定” とはいえ、格安SIMなどの他社SIMを挿して使うことも可能です。
対応バンドはドコモ回線に最適化されているため、格安SIMで使うならドコモ回線のプランを選択することをオススメします。
京セラ TORQUE 5G
名前のとおり 5G 通信にも対応しています。
TORQUE 5G のスペック
画面サイズ | 5.5インチ |
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CPU | 2.3GHz(1コア)+2.2GHz(1コア)+1.8GHz(6コア) |
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
SIMサイズ | nano-SIM |
IPX5/IPX8 の防水性能と IP6X の防塵性能、耐衝撃仕様のタフネススマホです。
au 限定販売の機種でSIMフリー版はありません。
そのため、格安SIMで運用するなら「au回線」を使用するプランに限られます。
もちろんSIMロック解除で他社回線も使用できなくはないですが、対応バンドが少なくなるので au の回線で使うのが無難です。
TORQUE 5G の価格
au の公式オンラインショップで 88,885円(税込)です。
かえトクプログラム利用なら実質代金が 53,245円(税込)まで安くなります。
おすすめ5.5インチ以下の小型スマホ(激安メーカー編)
- 子供や高齢者の初めてのスマホに
- とにかく安ければいい
という人にオススメの小型スマホを3機種紹介します。
楽天モバイル Rakuten Hand
2021年に新登場した Rakuten Hand は「おサイフケータイ」対応の手のひらサイズスマホです。
Rakuten Hand のスペック
画面サイズ | 5.1インチ |
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CPU | 2.3GHz + 1.8GHz(8コア) |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
SIMサイズ | eSIM |
画面サイズが小さくてスリム。
その反面、内部メモリやバッテリー容量が少なく、SDカードにも非対応です。
SIMカードが挿せず、eSIM のみに対応。
楽天モバイルの eSIM とセットで買うのが普通ですが、IIJmio など他社の eSIM も利用可能です。
Rakuten Hand の価格
本体価格は 20,000 円(税込)という安さ。
さらに、楽天モバイルで新規回線契約とセットなら、ポイント還元で実質0円になります。
OUKITEL WP12 Pro
OUKITEL の WP12 Pro は、防水・防塵・耐衝撃に対応したアウトドア向け小型スマホです。
OUKITEL WP12 Pro のスペック
画面サイズ | 5.5インチ |
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CPU | 1.8GHz + 1.5GHz(8コア) |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
SIMサイズ | nano-SIM + nano-SIM |
IP68防水性能と防塵・耐衝撃仕様。
見た目のとおり頑丈な作りで、アウトドアでの使用に最適です。
バッテリー容量が多く、モバイルバッテリーとして他のスマホを充電することもできます。
本体容量は 64GB で少なめなので、SDカードで保存容量を増やせます。
SIMカードが 2枚挿せるデュアルSIM対応です。
ただし、SDカードを挿すとSIMカードが1枚しか挿せない排他仕様。
デュアルSIMで使いたい人は注意が必要です。
また、本体重量は見た目どおりまあまあ重いです。
OUKITEL WP12 Pro の価格
新品でも2万円を切る価格で買えてしまいます。
スペックは多少低いですが、この価格なら十分許容できるレベル。
ASUS ZenFone Max(M1)
ASUS(エイスース)の ZenFone Max(M1)は、5.5インチ画面に大容量のバッテリーを備えた実用的な格安スマホです。
2018年発売の古い機種ですが、子供やお年寄りの初めてのスマホとしては丁度いいので紹介します。
Zenfone Max(M1) のスペック
画面サイズ | 5.5インチ |
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CPU | 2.0GHz(8コア) |
メモリ | RAM:3GB ROM:32GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
SIMサイズ | nano-SIM + nano-SIM |
SIMカードが2枚挿せるデュアルSIM対応。
しかも、SIMカード2枚とmicroSDカードを同時に挿して使えます。
本体容量が少ないので、デュアルSIMユーザーとしては助かります。
2つの同じSNSアプリを1台のスマホで使える「ツインアプリ」という独自機能があります。
通常1台のスマホで1つのアカウントしか登録できないLINEが2つ登録可能。
仕事とプライベートでLINEアカウントを使い分けている人には便利な機能です。
Zenfone Max(M1)の価格
メーカー公式サイトでの価格は 25,080円(税込)ですが、中古で状態の良いものでも1万円以下で流通しています。
スマホ入門機として1~2年での買い替えが前提なら、価格・スペックともにピッタリだと思います。
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