運転免許証をスマホで加工した顔写真で更新してきました

クルマの節約術

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この記事では スマホで加工した写真を持ち込んで運転免許証を更新する方法 を紹介していますが、本来これは禁止行為です。
記事の内容を利用して発生したトラブルや損失・損害等につきまして、当ブログならびに筆者は一切の責任を負いませんことをあらかじめご留意ください。

運転免許証の顔写真、あなたは気に入っていますか?

顔写真つきの身分証にもなる運転免許証は、普段の生活でコピーを提出したり他人に見せる機会がよくあります。
どうせ人に見られてしまうのなら、できるだけよい表情の写真がいいですよね。

ところが、運転免許証の顔写真は更新時に免許センターや警察署での一発撮りなので、写りが気に入らないことが多いです。
僕も過去数回の免許更新で気に入った写真が撮れたことは一度もありません。

そこで、今回の免許更新では事前に撮った完璧な写りの顔写真を使って免許証を作ってもらいました。
しかも、マイナンバーカードを作るときに成功したのに味をしめて、スマホのアプリで加工した写真を持ち込むという恐れ知らずのチャレンジです。

運転免許証は持ち込み写真で更新できます

あまり知られていませんが、運転免許証の顔写真は事前に自分で撮ったものを持ち込むことができます
持ち込むことができる写真の条件は以下のとおりです。

  • 縦 3cm × 横 2.4cm
  • 正面から撮った上三分身(胸から上)
  • 帽子やカラーコンタクトは不可
  • 無背景
  • 鮮明で変色や傷、汚れのないもの
  • 最近6ヶ月以内に撮ったもの
  • 合成写真や写真の加工・修正はNG

上の条件は東京都のものです。
都道府県によっては背景の色が指定されていたり、モノクロ写真でもOKだったりと条件がさまざまです。
詳しくは各都道府県の警察署または運転免許センターに問い合せてください。(それぞれのホームページからでも確認できます)

どこの都道府県でも公式には 写真の加工はNG です。
ただし、マイナンバーカードのようなカメラを使った顔認証は行われないため、受付の警察官や免許センターの人にバレなければ突破できます。

写真を撮ろう

今回は Ki-Re-i という証明写真機で撮影してみました。

Ki-Re-i なら運転免許証用の条件にあった写真が撮れて、しかも撮った写真データをスマホにダウンロードすることができます。
もちろんダウンロードした写真データは加工も複製もできます。

写真データのダウンロードができるのは「Withスマホ」という機能のある Ki-Re-i だけです。
Withスマホ 機能のない Ki-Re-i も存在するので要注意です。

料金はデータのダウンロードだけなら 800円 です。

一発撮りのイメージがある証明写真機ですが、Ki-Re-i では2枚続けて撮影して撮り直しが1回だけできるので、合わせて4枚の写真から1枚選ぶことができました。

もっと撮り直しができないと安心できないね

それより、たった1枚の写真に 800円 はもったいないわ

そういうときには、デジカメやスマホを使って自分で撮る方法もあります。
Amazon などで買える背景用のスクリーンがあれば、証明写真機で撮ったようなキレイな写真が自宅でも撮れますよ。

1枚あれば家族やお友達とで使い回すこともできるし、もちろん免許証以外の証明写真にも使えるので、写真機で毎回撮影するよりも経済的です。

写真を加工しよう

それでは自分で撮った顔写真を加工してみましょう。

最近は無料でもかなり高性能なスマホアプリがたくさんあります。
アプリストアで「写真 加工」「写真 修正」などのキーワードで検索してみてください。

今回はマイナンバーカードのときにお世話になった「BeautyPlus」というアプリを使いました。

BeautyPlus-可愛い自撮りカメラ、写真加工フィルター

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このアプリを使って次のような加工を施しました。
僕の顔写真を公開すると警察ほか多方面からお叱りを受けるので、代わりに某フリー写真素材サイトから拝借した冴えない男の写真をご参照ください。(僕がやったのと全く同じ加工を施してあります)

  1. 顔色を明るく
    「スマート美顔」機能を使うと自動的に“美顔”にしてくれます。
    変化の度合いを手動で調節できますが、やりすぎると凹凸の少ない不自然な顔になるので加工がバレます。
  2. 肌の色を濃く
    「肌色」機能を使うと、肌の色を薄くまたは濃くできます。
    僕は肌が白く貧相に見えるので気持ち濃くしました。
  3. あごを広く
    「リシェイプ」機能を使うと、あごや顔の幅を調節できます。
    僕はあごが細くて貧相に見えるので気持ち広くしました。
    やりすぎると顔の輪郭が大きく変わってしまうので要注意。
  4. 目を大きく
    「目を大きく」機能を使うと、目を大きくできます。
    僕は特に目には不満がありませんでしたが、せっかくなので少しだけ大きくしました。
    目の加工はやりすぎるとバレやすいのでほどほどにしておきましょう。
  5. ニキビを隠す
    「ニキビ隠し」機能でニキビやシミ・小さな傷を隠せます。
    僕は頬にあったシミをこの機能で隠しました。
    ニキビや傷であれば撮影後にできたことにできますが、目立つシミは完全に消してしまうと加工したことがバレます。
  6. 鼻を細く
    「細い鼻」機能を使えば、鼻を細くできます。
    僕は鼻が少し大きいので、気持ち細くしてみました。
  7. クマを薄く
    「クマを薄く」機能でクマを薄くできます。
    僕は肌の色が薄くクマが目立つので、この加工は必須です。
    やりすぎると目の周りだけ質感が不自然になるので注意。

顔の輪郭や各パーツのバランスを変えすぎると違和感を感じさせてしまうので注意してください。
また、明るさや色の加工をやりすぎると背景に変なグラデーションができてしまい、加工したことがバレやすくなります。

当然ながらフィルターやエフェクトをかけるのはNGです。
素人が見ても加工したことがバレバレです。

写真を印刷しよう

完成した写真を印刷する前に、免許証用の大きさにリサイズする必要があります。
しかし、文明の発達というのは素晴らしいもので、このようなアプリで簡単に免許証用写真のデータが作れてしまいます。

証明写真作成アプリ

証明写真作成アプリ

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このアプリで L判サイズ の写真データを作ります。
完成したのがコチラ👇

この写真データを印刷します。

自宅のプリンターでも印刷はできますが、コンビニや カメラのキタムラ などの写真プリントならより鮮明な写真が安く作れます。
料金はたったの 40円(税抜)です。

ネットで頼んで最短10分で受取りネットプリント【カメラのキタムラ】
「コンビニ 写真プリント」で検索するとよく出てくる『ピクチャン』というサービスがありますが、これは写真1枚 200円 と高価な割に画質があまり良くないのでオススメしません。

写真が印刷できたら決められたサイズに切り取ります。
紹介したアプリ「証明写真アプリ」ならガイド線つきの写真データが作れるので、ピッタリのサイズに切り取ることができます。

写真を持って免許更新に行こう

完成した写真を持って免許更新に行きましょう。
そのとき受付で

「写真持ち込みで更新します」

と伝えるのを忘れずに。

マイナンバーカードのようなコンピューターによる顔認証はないので、あっさりと加工した顔写真つきの免許証がゲットできました。

免許センターや警察署には毎日たくさんの人が免許更新に来て忙しいので、写真の顔と本人との照合はまともにやってないのではないかと感じました。
実際に僕はマスクを着けて行ったのですが、マスクを外して確認することなく写真は受け取ってもらえました。

ちなみに持ち込み写真での更新の場合、免許センターであれば新しい免許証がその場で渡されますが、警察署だと後日の受け取りになります。

新しい免許証ができるまでは古い免許証を引き続き携帯することになります。(上の画像のように裏面にスタンプが押されます)
僕の場合は新しい免許証ができるまで3週間かかりました。

優良ドライバー(更新でゴールド免許になる人)なら最寄りの警察署で30分くらいDVDを見れば免許更新が終わって簡単なのですが、どうしてもすぐに新しい免許証が欲しい場合は面倒ですが免許センターまで足を運んでください。

いろいろ質問してみた

免許の更新にあたり担当してくださったベテランの警察官にいろいろ聞いてみましたが、質問内容がマニアックで解らないと言われてしまいました。
そこで警察署の交通課へTELしたところ、あの悪名高き交通安全協会の方が丁寧に答えてくださいました。

持ち込み写真の条件の1つに「無帽」としかありませんが、帽子以外に例えばメガネをかけたままで撮った写真は使えるということですか?

メガネの反射やサングラスなどで目元が隠れなければ、メガネを着用したままで写真を撮影することも事前に撮影した写真を使用することも可能です
免許証が「眼鏡等」の条件付きでなくても、オシャレ目的で伊達メガネをかけて写真を撮られるシニアの方もいらっしゃいます
また「眼鏡等」の条件付きだからといって、必ずメガネをかけて写真を撮らなければいけないということもありません

持ち込み写真の条件の1つに「無帽」とありますが、帽子ではなくヅラならばOKということですか?

免許写真の「無帽」については、病気などの理由で帽子の着用が認められる場合があり、同じ理由でカツラやウィッグの着用も認められます
もしかしたら病気でないのにカツラをかぶって撮影された方もいらっしゃるかもしれませんが、さすがに「あなた、かぶってますね?」とは聞けませんよね(笑)

免許証の写真が気に入らない場合、更新前でも撮り直して再発行はできますか?

写真を撮り直したいという理由での更新前の再交付は原則できませんが、撮影時に顔に怪我をしてバンソウコウを貼っていたような特別な理由があれば可能です
ただし、その場合も更新時と同じく手数料がかかります

レーシックやオルソケラトロジーで視力が回復すれば、更新時に免許証の「眼鏡等」の条件は解除されますか?

レーシック手術により裸眼視力が規定の視力以上に回復していれば「眼鏡等」の条件はつきません
ただし、オルソケラトロジーについては視力の回復が一時的なものであるため、視力の「矯正」にあたり「眼鏡等」の条件がつきます
オルソの方は夜間は眼鏡をかけていただくことになりますので

オルソケラトロジーをやっているかは見た目では判別できませんが、自己申告ということになりますか?

はい、ご自身の身を守ることになりますので申告していただきたいと思います

後半、写真加工とは関係ない質問になってしまいましたが、オルソケラトロジーを使えば眼鏡等の条件を外す裏ワザも可能(でも本当はちゃんと申告しないとダメだよ)だとわかりとても参考になりました。

まとめ

以上のように運転免許証の更新に加工した顔写真が使えてしまうことがわかりました。
マイナンバーカードと違い、コンピューターによる顔認証は行われないので難易度は低いですが、いちおう注意点をまとめます。

  • 美白はやりすぎない
    肌の色を極端に白くすると加工したことを疑われます。
    美白は自然な感じで。
  • 顔のパーツの大きさやバランスは変えすぎない
    特に目は大きくしすぎると顔の印象が変わります。
    各パーツのバランスも大きく変えすぎないように。
  • シミ消しは慎重に
    クマやニキビなどは消してしまってもごまかせますが、大きなシミを完全に消してしまうと修正したことがバレます。
  • フィルターやエフェクトはNG
    素人目にも加工がバレます。

その他、背景に色ムラやグラデーションができるくらい強い加工は禁物です。
人の目が騙せる程度の加工に止めておくのが成功のカギです。

また、加工以外では次のようにダメかと思いきや意外に認められているものがあります。
満足のいく顔写真を撮るための参考にしてください。

  • メガネをかけててもOK
    レンズの反射で目が隠れなければOKです。
    メガネが似合う人はぜひお気に入りのメガネをかけてオシャレな写真を撮りましょう。
    ただしサングラスはNGです。
  • ヅラやウィッグはOK
    病気などの理由でカツラやウィッグの着用は認められていますが、デリケートな問題なので突っ込まれることはほとんどありません。
    髪が薄いのが気になる方はどうぞ。

運転免許証用の写真は半年以内に撮られたものなら持ち込みOKです。
免許更新時に顔に傷や吹き出物がない保証はありませんし、お疲れで目の下にクマができてしまう可能性もあります。
写真を加工する・しないに関わらず、免許更新まで6ヶ月以内になったらベストな顔コンディションのときに写真を撮っておくとよいでしょう。

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