楽天カードがポイントの計算方法の変更を発表しました。
その内容は、いままでより付与されるポイントが減ってしまうという“改悪”です。
この記事では、楽天カードの改悪内容について解説します。
また、改悪後の効率的なポイントの貯め方や、楽天カードからの乗り換え先として最適で人気のクレジットカードも紹介しています。
楽天カードの改悪内容
楽天カード公式より以下のような発表がありました。
<カード利用獲得ポイント計算方法の変更について>
■ 変更前
毎月のカードショッピングご利用金額合計に対して100円につき1ポイント■ 変更後
1回のカードショッピング(お買い物ごと)のご利用金額に対して100円につき1ポイント
ポイント付与率の 1%(100円につき1ポイント)に変わりはありませんが、ポイントの付与が“決済毎”に変更となります。
そのため、端数の発生が増えてしまうことで1ヶ月あたりの獲得ポイントが減少してしまいます。
例えば、1ヶ月間に 99円(税抜)の買い物を 100回 行った場合…
改悪前 | 改悪後 |
99 ポイント | 0 ポイント |
となります。
上記は極端な例ですが、最悪ポイント付与数が0になる可能性があるのは改悪以外の何者でもありません。
この改悪は 2023年11月の請求分 からなので、10月以降に楽天カードで支払ったお買い物から適用となります。
決済のタイミングによっては9月中の利用分からも反映される可能性があります。
改悪後の効率的なポイントの貯め方
改悪の影響を最小限に抑えるには、お買い物の回数を減らして一度にまとめて支払うように工夫するとよいでしょう。
すぐに必要ではないものは、ポイント還元率がUPする楽天市場のキャンペーン時にまとめて購入するのことを推奨します。
1回の買い物で発生する端数を減らすことも、効率的なポイント獲得のために有効な手段です。
楽天ポイントは、税抜き価格 100円につき1ポイントの付与です。
ところが、世の中は 税込み価格 での表示が義務化されているため、自分で税抜き価格を計算する必要があります。
計算が面倒なら、税込み・税抜き価格の計算が簡単にできるスマホアプリもあります。
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お買い物の際は税抜き価格で計算して、端数の少ない組み合わせごとに支払うことでポイントの取りこぼしを防ぐことができます。
とはいえ、端数をなくすために不必要なものを買い足してしまっては本末転倒なので、そこは気をつけましょうね。
楽天カードから乗り換えるならこのカード
楽天カードの改悪により、他社のクレジットカードへの乗り換えの動きがあるようです。
こういった動きはどこのカードでも規約改定があるたびに起こるのですが、今回の楽天カードについてはこれまでとは状況が違うようです。
ニュースやSNSでも目にすることがあると思いますが、楽天グループの経営は今とても厳しい状態にあるようです。
将来的にサービスが終了してしまうことを恐れて、楽天サービス圏からの脱出や他のポイントサービスとの併用を考えるユーザーが増えています。
情報の真偽はともかく、楽天カードからの乗り換えや併用を考えている人に当サイトがオススメするカードは『リクルートカード』です。
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ポイント還元率 1.2% は国内最高水準
リクルートカードが楽天カードと比べて優れている点は以下の通りです。
- 通常ポイント還元率 1.2%
- 毎月の支払合計額に対してポイント付与
- dポイント・Ponta に 1:1 等価交換可能
リクルートカードのポイント還元率は 1.2% で、楽天カードの 1% より高いです。
また、ポイントは毎月の支払合計額に対して付与されるので端数の発生が最小限です。
楽天カードより還元率が高いうえに、楽天カードの改悪点であるポイント計算方法もカバーしています。
さらに、リクルートカードでは貯まったポイントを dポイント や Ponta に交換できます。
交換レートは 1:1 の等価であり、一度設定してしまえば面倒な交換手続きなしで自動的にポイント交換してくれます。
つまり、リクルートカードの利用で dポイント や Ponta が貯まるということです。
dポイント は NTTドコモ、Ponta は au といったように通信インフラと直結するポイントサービスです。
ドコモもauも大手通信会社であるため、この2つのポイントサービスは将来的に安定しているといえるでしょう。
楽天ポイント圏からの移行や併用先として最も安全なポイントサービスです。
現状では、楽天カードは楽天市場などの高還元率キャンペーン時の利用に限定し、その他の支払いは リクルートカード にまとめるというのがよさそうです。
ポイントは dポイント か Ponta へ交換し、将来的には完全移行も視野に入れておくといいでしょう。
まとめ
以上、楽天カードの改悪について解説しました。
楽天カードからの乗り換え先としては リクルートカード がオススメです。
ポイントは dポイント か Ponta に交換設定しておきましょう。
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ポイント還元率 1.2% は国内最高水準
現状は、楽天市場などの還元率が高いお店やキャンペーン時は楽天カードを使い、その他の支払いは リクルートカード に切り替えるのがよさそうです。
将来的に楽天ポイントから完全に乗り換えるときには、dカード(dポイント)や クレジット機能付きPontaカード(Ponta)を追加すればいいと思います。
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